2010年2月22日月曜日
サヨナライツカ
サヨナライツカを昨日、観て来ました。
この作品は小説で何年か前に読んだことのある好きな作品です。当時、泣きながら読んでいたことをよく覚えています。
物語は25年もの歳月、互いを思い続けるというものが主題となっています。時の流れを超えてでも誰かを愛し続けるって、とても素敵なことですよね。僕はその互いの想いが叶うかどうかということよりも、そうゆう想いを持てる人を魅力的に感じます。また、そうゆう思いに至らせてくれた相手の存在が魅力的だと思います。美しいですよね、そうゆう生き方って。ただ全てが綺麗なばかりではないから余計に。
人生の中で永遠に記憶に残るって、それは今後の自作にも通じるような気がします。心を打つ作品はそういった魅力が作者にあるんです。自分もそうゆう気持ちを与えられる人間になりたいですね。僕にとっては、人物画が強い気持ちを詰め込むのに必要な器だった訳ですが、またシッカリ向き合ってみようかなと思いました。
花鳥が持つ世界観も奥深く、最近少し何か見えかけてきたのですが、これから先やりたいことばかりですね。
★サヨナライツカ website
http://sayo-itsu.com
2010年2月20日土曜日
10/02/20
流石に今日は連続的な作業に疲れた様子です。
風邪をひいた為に、その遅れを取り戻そうと張り切ったけれど、何度も同じ箇所を巡るばかりで今一つの調子。制作中もイノセンスと甲殻機動隊が巡り続けました〜。今日までに一体何度再生したことだろうか? S2000のビデオの再生回数を超えてるかもなぁ。。
次のセリフは必ず頭に浮かびます。。
明日はちゃんとCDでも聴こう。
■甲殻機動隊 -STAND ALONE COMPLEX-
http://www.ghostintheshell.com.au/sac/
2010年2月18日木曜日
井上箔山堂さん
日中、井上箔山堂の井上和好さんがアトリエにお越し下さいました☆
井上さんは僕の先生である中島千波先生や千住博先生など巨匠の額を手掛ける額屋さんです。
日頃はお世話になっているショアウッドさんより額の制作依頼を行っていますが、今回は個人的に制作をお願いしてみました。ということで、作品を引き取りに逗子からわざわざ来て頂いたのです。
まず玄関先でお会いして、凄い貫禄に驚きました。
それは長きに渡り一つのことを積み重ねてきた風格があったように思います。別にブログだからオーバーにヨイショしてる訳じゃないんですよ。本当に凄いんですから。そんなお方がこのアトリエだかなんだか分からない場所に来て下さって、申し訳ない限りです。。
そこで1時間ばかり井上さんの額に携わる思いやこれからの作家達との関わりなど色々お話を聞かせて頂きました。
とその中で、千波先生にも言われた「大きな作品も描いた方がいい」という話が。。w
ここ数年、先人の言葉もロクに聞かずにわざわざ失敗を重ねた私ですが、流石に有り難くお言葉を頂戴しようと思います。割と昔から信念に基づいて、我道を歩んだ自分も少々丸くなった気もするし恐らく大丈夫でしょう。(勘違い!?)とりあえず、年内中に一枚は100号くらいのサイズはやろうと思います。(ホントできんのかぁ〜)
とにかく最近は、学生時代よりも作品内容や今後の在り方につてもシビアにアドバイスされることが多い日々です。凹むことはないのですが、自分でも感づいていないワケではないだけに、どうしようかなと。。と言っても少しづつやるしかないんですよね。画家は10年単位で変わっていくと言うし、日々意識することの積み重ねなんでしょうね。焦らずゆっくりやっていこう、そんなカンジです。
井上さんには工房に招待して頂いたので、近々行ってくるつもりです。額屋さんになる以前は修復のお仕事もされていたようで、とても興味深いです。
★今日の写真解説
ホントは今週始めに納品予定だった描きかけの数々。。風邪を引いてあまり進んでないです(泣)明日、出力最大でいく予定。その前にあるのが中島先生の画集。いつも何かと手の届くところにあります。見過ぎてページも取れボロボロですね。アントニオ・ロペスの作品集もそろそろ、こんなカンジになりそう(余談)
■井上箔山堂
http://www.hakusandou.com
2010年2月17日水曜日
北斗の件 w
ネットで北斗無双という凄いゲームを発見。
北斗の拳の次世代マシン用のゲームのようです。公式ウェブサイトのオープニングデモムービーの完成度がかなりのレベルだったので、何回も再生してしまいました。
表現が写実的なのですが、本当にいたらこんなカンジなんでしょうね。マンガのイメージを壊さず、違和感なく再現してるからホント上手い。
北斗の拳は僕が小学校低学年の時に放送されていました。当時は過激な暴力シーンが多いため親になかなか見せて貰えなかったことを覚えています。それを思うと当時以上の過激さに、今の親はどうしてるんでしょうね。。
と言いつつも、これは買いたいものリストに加えるしかない作品です。ゆとり出来たら買います☆
■「北斗無双」公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/hokuto
2010年2月16日火曜日
中島千波先生のお宅へ
中島千波先生のお宅に日本画家の高木かおりさんと伺いました。
先生は学部から大学院研究室と長きに渡りお世話になっている僕の恩師です。この度は作品集のコメントを書いて頂いたので、今日はそのお礼に伺いました。
僕は数日前から風邪を引き声枯れをしてしまい、沢山話せなかったのが残念です。。
ですが、その分良いお話を沢山頂くことが出来ました。
学生時代は伸び伸びと絵を描かせて頂いたように思いますが、逆に学校を出た現在の方がシビアな意見が多いです。思い返せば、ここぞという時にさりげなく「こうゆう画家になって欲しい」というような本音を筆に託して頂いたりもしましたが、改めていつも見守って頂いてるのだなと感じました。
なかなか先生の言うことをカタチには出来ず不器用な歩みをしてばかりですが、少しずつでも進歩していきたいと思います。学校を出たら一人前の画家として世に羽ばたき、先生には頼ってはならないんだと思っていましたが、まだまだ半人前なんですよね。
これからも先生に作品を見てもらおうと思います☆
2010年2月15日月曜日
名古屋剛志 作品集
初の作品集が完成しました☆
と言っても、先週くらい?なかなか書くタイミングがなくて、お知らせが遅れました。
この作品集はお世話になっているショアウッドジャパンさんに作って頂きました。
現在の厳しい状況下にも関わらず、こうして先行投資して下さったことに大変感謝しています。素敵なデザインに仕上がり、とても気に入っています。
そして、今日は川口そごうのグループ展会場に行ったのですが、さっそく作品と一緒に並んでいました。今年はウェブサイトに作品集とPR物の充実したスタートを踏み出すことが出来ました。協力して下さった皆様のためにも頑張りたいと思います☆
■ショアウッド ジャパン
http://www.shorewood.co.jp
2010年2月11日木曜日
モノエ 陶刻展
青山で打ち合わせ後、西荻窪で開催されている「モノエ 陶刻展」を見て来ました。
ここ最近は知り合いの展示が多いです。モノエって、ユニークな作家名なんですが、森さんと尾上さんがやっているからモノエなんですよ。二人は僕の予備校時代の友人です。
カップがテレビでも紹介されたようです。僕もカップの中のハシゴが架かってるものを持ってます。コーヒーなんかを注ぐと、最初はハシゴが隠れて見えないのですが、飲み進めるうちにハシゴが姿を現すんです。面白いアイデアですよね。
今回は花屋さんでの展示なので花器が展示のメインでした。
生き物のようなフォルムが魅力的で、他にはないデザイン。作り手がワクワクして作っている様が浮かびます。
●モノエ陶刻展のご案内
http://web.mac.com/moriromakiko/monoe_/h_o_m_e.html
2010年2月10日水曜日
C-DEPOT square@Edition
今日は丸の内で『C-DEPOT square@Edition』の飾り付けに行ってきました。閉店後の飾り付けとあって、先程12時過ぎに帰宅です。
ブランド街に並ぶアパレルの路面店で展示、そんなイメージの企画がいつか出来たらいいなと学生時代に思っていたことを帰りの車内で思い出しました。それがいつの間にか形になる、それはそうゆう道のりを無意識に歩んでいたからなのかもしれません。必死に目の前のことに取り組んでいるとはそうゆうものなのでしょうね。
また、C-DEPOTがここまで大きく成長したことをメンバーの一員として嬉しく思います。
『C-DEPOT square@Edition』
展示期間:2/10〜6月中旬まで(4/20頃展示替え有り)
会場:丸の内Edition (レジスター後ろの壁面)
●出品者名
青木伸介
安立 喬
岩永昌子
煙石紘子
大竹美佳
桜井美奈子
末宗美香子
杉山治
田部井勝
堤 岳彦
名古屋剛志
根本尚明
早川貴泰
福山正紘
松枝悠希
茂木あすか
山本理子
■Edition
http://www.edition-jp.com
2010年2月7日日曜日
2010年2月6日土曜日
2010年2月4日木曜日
山口英紀展
今日?いや、正確には昨日ですね。。(今は通販DJがやってる時間なのです。)
新生堂さんでやっている「山口英紀展」に行ってきました。
学生時代から新生堂さんとは関わりがあるのですが、未だ行くと緊張します。。
僕の先生や巨匠ばかり扱っている画廊なので、敷居がとても高く感じてしまいますね。
前置きはそこまでにして、とにかく手技の次元とは思えないスキルの高さに驚きました。
和紙や絹本を支持体とした水墨による写実描写、肉筆感ゼロの印刷技術並です。スゴイ。。
ゲルハルト・リヒターを思い起こさせるような、ソフトフォーカスやレンズ歪み表現が好きです。
まるで記憶の断片を頭の中に描いたような世界。。
かつて自分が過ごした時間や場所、そういったものを喚起させるように思います。
絵画の良いところは、その余韻によって見る人それぞれの新たな世界が広がる点ではないでしょうか。作者の思い入れと同様の共感を得ることも楽しみ方の一つですが、そこに鑑賞者側の世界も生まれるように思います。
その後、吉祥寺の絵画教室に行きました。
最近、生徒さん達の作品へのこだわり?愛着を今まで以上に感じます。
触れれば触れるほど、理想が広がったり、描くことへの楽しさが見えてくるんでしょうね、きっと。僕も初めて予備校で絵を習い始めた頃、そんなだったなぁ。。
そうゆう姿を見ていると自分もやる気が出ますね。
明日もいい作品、描きたいと思います☆
■山口英紀展
http://www.shinseido.com
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